一私小説書きの日乗

一私小説書きの日乗

2011年3月から2012年5月までを淡々と綴った、平成無頼の私小説家・西村賢太の虚飾無き日日の記録。芥川賞受賞後の騒動、東日本大震災、憧れの人との対面、私小説への思い、二度は戻れぬ生育の町の変貌、編集者との確執、執筆、怒り、痛み、諍い、そして時折の静謐。ざわめきのなか綴り続けた現代日記文学の最新形。文学界・読書界で注目を集め続ける、古くて新しい「日乗」シリーズ第1弾、待望の文庫化。

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